アマチュア無線を始めようと思ったきっかけと今までの経緯を書いておきます。
その1(4アマとエアバンド)はこちら
HFに出てみたい&リグの価格って??
それまで所有していたハンディ機はYaesuのFT3Dというハンディ機でしたが、将来的にはHFに出てみたいと思うようになり、リグをいろいろ調べていました。
そして気づいたことが「あれ、4アマも3アマも2アマもリグの価格は同じ?」ということでした。結局出力を変えているだけ、ということかと思いますが「だったら上のクラスの免許があった方がいいよなぁ」と。
立ち読み、そして勉強
ということでまた書店に向かいました。3アマ用はすでに完マルを持っていましたが、これは少し勉強すれば受かる自信がありましたので、書店でパラパラ立ち読みしたのは1アマと2アマです。
「人によっては1アマと2アマは問題のレベルが違う」と聞いていましたが、私はほとんどその違いが判らずだったので、1アマの本を購入することにしました。これが2020年5月です。
違いがほとんど判らなかった理由は、おそらく学生時代の専攻かと思います。実は大学では電子工学が専門でしたので、懐かしいものがたくさんありまして、「1アマの無線工学は見たことあるやつはしっかり思い出して、他に知らないとこを学べばおそらく行けるな、問題は法規の暗記だ。。」という具合で、GWに学生時代の教科書を引っ張り出し、まずは思い出すために読み漁りました。
HF用のリグ購入
話は少し戻ってHF用のリグですが、山岳運用したいということもあり、YaesuのFT818NDとIComのIC-705で迷った挙句、FT818を選択しました。選んだ理由は「単純にデザインが好みだった」というだけです。他に強いて言うなら「山の過酷な条件ででかい液晶はなぁ、、」ぐらいでしょうか。購入したのは2020年6月ですね。
1アマの勉強&受験
さて1アマの勉強ですが、基本は通勤の電車内で学習していたのですが、夏に近づくにつれコロナ禍によるテレワークが増えるようになり、「通勤学習」の習慣がなくなっていき、思うように学習が進まなくなってしまいました。今思えば、ちょうどこのタイミングが「時間の使い方を変えなければならない状況」だったのだと思います。
その年の9月受験のつもりで取り組んでいたので、「そろそろやばいな。。」と思い始めていました。そう感じつつある状況の中、7月に受験料を支払う必要があったので、ここで思い切っ自宅学習に切り替えるという決意のもと、申し込みました。
結局8月と9月は毎日学習していましたね。特に直前の週末などは朝から夜までやっていたと思います。
そして試験当日。
いざ問題を開いてみるとびっくりです。「過去の傾向と違う問題が非常に多い」と。。正直、一瞬ダメかと思いまいたが、ここで活きたのが上述の「GWで読み漁っていた大学時代の教科書」でした。本番で見たことのない問題でもじっくり考えてみることにより「いや、これは複雑に見えて実は簡単な形に置き換えられるはず」など言い聞かせることにより、何とか問題をこなし、「ギリ行けたかなぁ」という感触を得ました。
結果、合格となりましたが、約5か月の勉強期間で合格できた要因としては、やはり昔の専門分野に近かったから、ということが非常に大きいと思います。
より具体的には電気物理、電気/電子回路、能動素子、電源、計測などはすぐに思い出せたのと、logなどの計算も特に改めて学ぶものではなかったのが手助けになったのだと思います。
1アマ合格後の活動 ~CWが中心に~
とはいえ試験勉強中は全くと言っていいほど無線で遊ぶ余裕がなかった(暗記も大変)ので、試験が終わってからやっと5Wや6WでHFをちょくちょくやるようになりました。
ただ、やっぱりパワー不足ですね。アンテナもショボいので特にSSBでは取ってもらえません。
そこで取り組もうと思ったのがCWです。
CWは1アマの試験で「読める」レベルでしたが、「聴く、打つ」のは全くダメでした。
2020年の12月から運用のための練習に取り組み始めましたが、7MHzなどをワッチしていると20WPMぐらいなんですよね、皆さん。速い速い。
ここが一つの目標となり、これもテレワークが終わってから毎日最低10分、2021年1月から数ヶ月リスニングを取り組むようにしました。
初めてCWに出たのは2021年の4月です。まだたどたどしいレベルで、めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。それ以来、基本的にはハードルの低そうな599BKの方のCQに応答する形で楽しんでいます。
CW、これが結構飛ぶんですよね。自宅はVダイポールですが、6エリアの方に取って頂けたりします(当方は1エリア)。ネットが発達している昨今ではありますが、弱小出力でトンツーだけで遠方とコミュニケーションを取れるのはなかなかの醍醐味です。
今後
今後は山岳でもCW、あわよくばDX、自宅でもFT8をやってみたいですが、50Wや100Wのリグにも興味があったりします。
最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました。
にほんブログ村
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HFに出てみたい&リグの価格って??
それまで所有していたハンディ機はYaesuのFT3Dというハンディ機でしたが、将来的にはHFに出てみたいと思うようになり、リグをいろいろ調べていました。
そして気づいたことが「あれ、4アマも3アマも2アマもリグの価格は同じ?」ということでした。結局出力を変えているだけ、ということかと思いますが「だったら上のクラスの免許があった方がいいよなぁ」と。
立ち読み、そして勉強
ということでまた書店に向かいました。3アマ用はすでに完マルを持っていましたが、これは少し勉強すれば受かる自信がありましたので、書店でパラパラ立ち読みしたのは1アマと2アマです。
「人によっては1アマと2アマは問題のレベルが違う」と聞いていましたが、私はほとんどその違いが判らずだったので、1アマの本を購入することにしました。これが2020年5月です。
違いがほとんど判らなかった理由は、おそらく学生時代の専攻かと思います。実は大学では電子工学が専門でしたので、懐かしいものがたくさんありまして、「1アマの無線工学は見たことあるやつはしっかり思い出して、他に知らないとこを学べばおそらく行けるな、問題は法規の暗記だ。。」という具合で、GWに学生時代の教科書を引っ張り出し、まずは思い出すために読み漁りました。
HF用のリグ購入
話は少し戻ってHF用のリグですが、山岳運用したいということもあり、YaesuのFT818NDとIComのIC-705で迷った挙句、FT818を選択しました。選んだ理由は「単純にデザインが好みだった」というだけです。他に強いて言うなら「山の過酷な条件ででかい液晶はなぁ、、」ぐらいでしょうか。購入したのは2020年6月ですね。
1アマの勉強&受験
さて1アマの勉強ですが、基本は通勤の電車内で学習していたのですが、夏に近づくにつれコロナ禍によるテレワークが増えるようになり、「通勤学習」の習慣がなくなっていき、思うように学習が進まなくなってしまいました。今思えば、ちょうどこのタイミングが「時間の使い方を変えなければならない状況」だったのだと思います。
その年の9月受験のつもりで取り組んでいたので、「そろそろやばいな。。」と思い始めていました。そう感じつつある状況の中、7月に受験料を支払う必要があったので、ここで思い切っ自宅学習に切り替えるという決意のもと、申し込みました。
結局8月と9月は毎日学習していましたね。特に直前の週末などは朝から夜までやっていたと思います。
そして試験当日。
いざ問題を開いてみるとびっくりです。「過去の傾向と違う問題が非常に多い」と。。正直、一瞬ダメかと思いまいたが、ここで活きたのが上述の「GWで読み漁っていた大学時代の教科書」でした。本番で見たことのない問題でもじっくり考えてみることにより「いや、これは複雑に見えて実は簡単な形に置き換えられるはず」など言い聞かせることにより、何とか問題をこなし、「ギリ行けたかなぁ」という感触を得ました。
結果、合格となりましたが、約5か月の勉強期間で合格できた要因としては、やはり昔の専門分野に近かったから、ということが非常に大きいと思います。
より具体的には電気物理、電気/電子回路、能動素子、電源、計測などはすぐに思い出せたのと、logなどの計算も特に改めて学ぶものではなかったのが手助けになったのだと思います。
1アマ合格後の活動 ~CWが中心に~
とはいえ試験勉強中は全くと言っていいほど無線で遊ぶ余裕がなかった(暗記も大変)ので、試験が終わってからやっと5Wや6WでHFをちょくちょくやるようになりました。
ただ、やっぱりパワー不足ですね。アンテナもショボいので特にSSBでは取ってもらえません。
そこで取り組もうと思ったのがCWです。
CWは1アマの試験で「読める」レベルでしたが、「聴く、打つ」のは全くダメでした。
2020年の12月から運用のための練習に取り組み始めましたが、7MHzなどをワッチしていると20WPMぐらいなんですよね、皆さん。速い速い。
ここが一つの目標となり、これもテレワークが終わってから毎日最低10分、2021年1月から数ヶ月リスニングを取り組むようにしました。
初めてCWに出たのは2021年の4月です。まだたどたどしいレベルで、めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。それ以来、基本的にはハードルの低そうな599BKの方のCQに応答する形で楽しんでいます。
CW、これが結構飛ぶんですよね。自宅はVダイポールですが、6エリアの方に取って頂けたりします(当方は1エリア)。ネットが発達している昨今ではありますが、弱小出力でトンツーだけで遠方とコミュニケーションを取れるのはなかなかの醍醐味です。
今後
今後は山岳でもCW、あわよくばDX、自宅でもFT8をやってみたいですが、50Wや100Wのリグにも興味があったりします。
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